小さな祇園祭をあるく会

鉾建ても終わり各所で山鉾曳き始めがあります。

そんな中１３日の日曜日に以前にも参加した京都の史跡を訪ねる会に参加しました。

これまで大通りの山鉾は歩いたり車の通りがかりでたいてい見てきましたが路地の山を鉾を見て廻るのは初めてのことでした。

古くからの商店や町屋にはとても精巧にできた山鉾の飾り物が展示されていてこれは案内があって歩かないとなかなかみられるものではありませんね。

途中御旅所などもまわりましたが中で印象に残るのは烏丸通り錦上がるに「御手洗井（みたらしのい）」という井戸があります。

室町時代の末にはこの地に祇園社の御旅所があったそうで祇園祭の催事に携わる人々が手を清め口をすすいだそうです。

現在も１４日には井戸さらいをして１５日にはお供えと飾りがされて神事が行われるそうです。

四条烏丸に近いオフィス街中心で取り壊されずによく残されたものだと感心しました。

足腰には堪えますがたいへん貴重な体験でした。

加納先生いつも詳しい資料と写真をありがとうございます。