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気ままな日記


2011-12-08 酢屋と坂本龍馬

・ 酢屋と坂本龍馬

先月京都府庁旧本館連続講座を受講しました。

三回シリーズの最終回「幕末歴史秘話・土佐編」講師は酢屋十代目中川敦子さんです。

酢屋さんは京都三条通の一筋南で河原町と木屋町の中ほどにあります。

享保六年から現在まで290年つづく材木商です。

幕末酢屋六代目は龍馬の活動に理解を示し宿を提供しており海援隊の京都本部もここに置かれていました。

龍馬遭難の年の6月24日にお姉さんへの手紙で酢屋に投宿している旨書いてあります。

このあたりは各藩の藩邸がたくさんありあの池田屋も近く幕末は騒然とした場所ですがその同じ場所で今日まで家業を維持しているというお話には驚きです。

酢屋さんの向い、現在東劇ボウルのあたりは浜があって高瀬川からの船が出入りしていたそうです。

後日その場所を見てきました。

確かに高瀬川沿いには「五之舟入址」の石碑が建っていました。

戻りますが京都府庁は幕末に京都守護職の上屋敷があったところです。

中庭に佐野藤右衛門が名づけた「容保桜」があるというのを思い出しお話のあとで見に行ってきました。

なるほど立派な桜ですがこればかりは眺める時期が違いました。また出直すことにしましょう。

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