気ままな日記
2015-12-21 かにとそば
美味しいカニを求めて丹後へ
冬の愉しみ、美味しいカニをもとめて丹後半島浜詰の料理旅館「夕日ヶ浦」へ行って来ました。
運よく6階の絶景のお部屋で名前の通りさぞきれいな夕日と期待しましたが生憎のお天気で残念(*≧m≦)
しかし料理は予想通り満点です(*^ヮ^*) ♪
翌朝立ち寄った海岸(夕日の路)では大勢のサーファーが楽しんでおられました。
丹後でカニを食べると帰りは定番の「出石そば」でしょう。
お昼には早いのでまずは出石城跡へ
竹田城ほどではないですが朝もやにかすんだ城跡は見ごたえがありました。
本丸跡には出石そばの由来を書いた碑があります。
それによると江戸時代に信州から国替えで入った城主が腕のいいそば職人を伴ったそうでその職人が代々工夫して今の皿そばを定着させてのだそうです。
本丸跡の奥、同じ城郭内に石段があり頂上には有子山稲荷神社があるそうですが寒さで足が思うように動かずお参りはかないません。
伏見稲荷を思わせる朱色の鳥居が続いていました。
寒さしのぎに珈琲タイムと石段下の「風空路欧」(ふくろう)という趣のある喫茶で小休止。
その後混雑を避けて少し早めにそばを戴こうと旅館から頂いたサービス券を頼りにお店を探すことに。
お昼前なのに通りはもう一杯の人です。
目当てのお店は通りから少し入ったところにあり美味しくゆっくり戴きました。
一筋違いに長州藩士桂小五郎が隠棲したところがあります。
幕末の混乱から逃れた小五郎にとってこの地の生活は相当気に入っていたらしく藩命で迎えに来た幾松も説得にかなりの日数を要しその間何日か逗留したと聞いたことがあります。
その後維新の三傑と言われ亡くなる明治10年までの活躍はよく知られていることで立札にある通りまさしくここ出石は再生の地かもしれません。
美味しいかにとそば、いい景色、維新の歴史にも触れられて楽しい2日間を過ごしました。
運転手さん長距離をお疲れさん、ありがとう!