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気ままな日記


2014-01-06 新年・北野を歩く

・ 新年・北野をあるく

2014年今年は還暦を迎えるので健康の為歩くことを心がけようと思っていた矢先「京都の史跡を訪ねる会」から「北野をあるく会」へのお誘いメールをもらい2日に天満宮さんへ御参りしたばかりでしたが近くで内容も興味深いので運動がてらに出掛けることにしました。

集合は千本丸太町でまずは平安京の大極殿跡。

これまで北西に入り込んだ公園のあたりだと思っていましたが計測の間違いで正確な中心は交差点あたりだとか・・なんと集合地点の歩道、足元に銘板がありまずびっくり。

次は水上勉さんの五番町夕霧楼で知られる遊郭跡。

もちろん何も明確なものは残っていなくてマンションや新しいおうちが目立ちますが一番北のあたりに一軒かろうじて当時の名残のある建物を教えてもらいました。

そこはもうよく通る一条通り北野商店街でした。

京都に初めて走った市電の終着駅は北野天満宮前。

その石碑前で個々に昼食のため一時解散です。

午後は天満宮境内へ

幕末一橋慶喜公と共に上洛した新門辰五郎が奉納された常夜燈、菅原道真公ゆかりの影向松(ようごうのまつ)、御母伴氏にまつわる五輪塔や京の三鳥居のひとつを備える伴氏社(ともうじしゃ)、源平盛衰記にある蜘蛛塚、珍しいマリア像を浮き彫りした古田織部にまつわる織部燈籠などを順に案内してもらいました。

案内にあった御土居見物、天満宮の境内の事だと思っていたら境内を出て路地をあがったところに家並みにしっかり昔のまま残っていました。

再び境内を通って近衛の役人が競馬の行事を行った右近馬場あたりで記念写真。

北野大茶会の折に千利休に纏わる御寺井戸跡、上七軒芸妓組合などをめぐり上七軒を散策しました。

ずいぶん久しぶりなので当時ひっそりしていた街並みはきれに整備されてとても活気に満ちた感じを受けました。

今回気になった事の一つに右近馬場の延長、御前通りの西には足利義輝が三好長慶と争った時代の右近馬場城があったことです。

今の上京警察署の南ぐらいなのかなと想像します。

ここに何か残っていると興味があるんですが何もなさそうで残念でした。

それにしても近距離でいつでもいけそうなところにいろいろあるんですね。よく通りがかるところでもこうして歩いてお話を聞かないと判らないことがいっぱいです。

たまの運動には丁度いい距離でいつもながら詳しい説明と資料を頂きあとから復習もできて二度楽しめました。

加納先生ありがとうございました。

またの機会によろしくお願いします。

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